【オーストラリア・シドニー】ワーホリ完全攻略ガイド

2019-2020シドニーでワーホリ♫ 渡航までに必要な手続きを分かりやすく説明します!退職、引越し、ビザ、航空券、現地での就職などあらゆる不安を解決します。

【必読】RSA取得への道〜受講コース体験談〜

待ちに待ったRSA受講コース。

1週間で取得できるはずが、思いがけず延ばされ、

やっとやっと取得に至ります。


今回は当日の体験談を個人的感想も交えながら、ゆるーく書いていくのでお楽しみください。



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講習は朝9時スタート。

15分前には着いておかないと、遅刻したら受けられない。

持ち物は、パスポート(フォトカードも可)、筆記用具…。



昨日、同僚から仕入れた情報によると、

「教官の英語がわからなくて、途中で退室させられた人がいた。」

「私は1回落ちて、受け直して2回目で受かった。結論、受かる!!!」



英語力にはそこそこ自信があるものの、

教官の逆鱗に触れて強制退室させられるのも嫌だし、

オンラインコースで既にお金を無駄にしているから受け直すのは絶対に嫌だ!

変な緊張感を持って家を出た。



Kingcross駅から10分程歩いた所にEdway Trainingはあるらしい。

場所が分からなかったらどうしようと思いながら向かっていると、

道路脇の建物の周辺に10人程集まっていた。

しばらく待つと、建物のドアが開いて、受付が始まった。

名前、USIの確認後、パスポートをスタッフに預けた。

その場にいた日本人以外は全員USIを取得しておらず、慌ててネットで登録していた。

さすが日本人。どこに行っても真面目。



まさかの一番乗りで教室に到着。

机が並べられており、その上にはテキストが置かれている。

自由に座って良いらしい。

とりあえず一列目に座っておいた。

さりげなく真面目アピール。



他の日本人も席に着いたところで、教官が入って来た。

怖そうなオージーのおじさん。

1人ずつ前に呼ばれて、教官に名前を告げた。

ニコリともしない怖い教官。

足早に席に戻ろうとすると、いきなり怒鳴られた。

“Are you deaf!?!?"
「お前耳聞こえないのか!?!?」

どうやらプリントを渡したかったようで、声をかけたらしいが、

私はいち早く席に戻ることしか考えておらず、全く耳に入ってなかった。

"No."とだけ答えて、プリントを受け取って座った。

が、怖ぇーーーーーーーーーー。

帰りたいーーーーーーーーーー。

この時点で2回目受けようと決意した。



他の生徒を待って座っていると、

突然、隣の席の日本人の男の子がかばんから電子辞書を取り出して机の上に置き、何かを調べ始めた。

それを見た教官が、

"Are you looking up words?”
「おまえ単語調べてるのか?」

と聞いて、なぜかキラキラ笑顔で

"Yes!!!!!"

と答える日本人。

次の瞬間、

"Put it away.”
「しまえ。」

怖ぁーーーーーーーーーー。



とりあえず、何も見なかったことにして、配布されたプリントに記入しよう。

プリントは、名前などのほか、

英語がどれだけ話せるかを4段階で丸をする項目もあった。

自己評価に頼るしかないのだが、

下手に「あまり喋れない」とかに丸をつけて、

「喋れないのになんで来たんだ!?」と教官にキレられても怖いので、

とりあえず「well」に丸をして提出した。



USIを取得して、受付を終えた他の人たちがゾロゾロと教室に入って来た。

見た感じ、ローカルの学生が半分、後は東南アジア系の学生・ワーホリ勢が半分と言ったところだ。

ローカルの高校生と一緒に授業を受けることなんて、

この先永遠にないと思うので、ちょっと興味が出てきた。



みんな先ほどのプリントを教官に提出していると、

1人のローカルの学生が、どうやら英語をどれだけ話せるかの項目をチェックし忘れていたらしく、

教官に足止めをくらった。

教官にどこに丸をするか聞かれて、

ローカル学生が"Very well.”と答えていた。

そりゃそうだよなーと思ったその瞬間、

"Why you can’t read? You are WELL.”
「だったらなんで読めないんだ。wellじゃないか。」

って、またしても教官にキレられてた。

教室全体にめちゃくちゃ気まずい空気が流れる。

もう誰一人として雑談をしなくなった。



時間になり、講習スタート。

パワーポイントと配布されたテキストを使って授業を聞く。

必要な箇所は各々メモを取る感じ。

ボーッとしてたら話を聞き逃してしまう。

ローカルの授業はペースが早い。

とりあえず懸命にメモを取る。



最初はめちゃめちゃビビりながら教官の話を聞いていたけど、

授業を聞いているとジョークとかも入っていて面白い。

オーストラリアでは飲酒運転になるレベルのアルコール量(Standard Drink)が、

アメリカでは2倍の量になっているだとか、

アルコールパウダーというものがアメリカにはあるとか、

"No genius Americans.”
アメリカ人は馬鹿だ。」

この言葉、今日何回聞いただろう。

とりあえず、アメリカをディスってた。



てか、オーストラリア人まじで

Dateをダイト、Payをパイ、Pageをパージって言うんだな。

アクセント強すぎる。

最初何て言っているのか全然分からなかった。

パイ、パイ、パイ、パイ……。

いや、Payはペイだろ!!!

でも、何時間か聞いていると慣れてくるもので、

次第に頭の中でオージー訛りを変換し始めていた。



ひたすら、話を聞いて、メモを取って昼休憩。

休憩時間30分しかなかった。

5分程歩いた所にWoolworthがあるので、

そこでパイと飲み物をささっと買って帰る。



午後はロールプレイをするって言われていたから、

変なのに巻き込まれたらどうしようかとドキドキしてたけど、

YouTubeを見ただけで終わった。

ディスカッションもほぼ答えなくてよかったし。

(ローカル男子が当てられて答えていた。)



そして、突然配られるプリント。

テキストは片付けて、机の上に出していいのは筆記用具と今日の授業でとったメモだけ。

そうです、テストです。

問題数40問。

制限時間40分。

時間足りなくないーーー??



開始の合図と共に、みんな一斉に解き始める。

とりあえず必死でペンを動かすのみ。



さすがローカル男子4人組。

ささっと解いて、合格をもらい、帰って行った。



周りの人々が教官の採点の列に並ぶ中、

最後の見直しをしていると、、、



ん?????

採点済んだ子が席に戻って問題を解き直している???



解き直した後、また列に並んでいる???



一発合格やなくていいんかーーーーーい!

どうやら、5問以上間違えた人は、

間違いが5問以下になるまで解き直して良いらしい。



だったら見直しなんかせんわ!!!

ということで、採点の列に並んだ。

てか、基本みんな1回目は不合格なんだな。

軒並み自分の机へと戻って行く。。。



自分の番が来た。

ドキドキ。

結果は、、、

なんと1問ミスで一発合格!!!

嬉しさより、驚きの方が大きい。

答え半分以上自信ないまま埋めたけど、本当に合ってた?

という感想しか出てこない。

でも、とりあえず合格で良かった。



ペーパーテストに合格した後は、その場で教官から3問ほど質問を受ける。

「酔っ払ってる人に見られる特徴を挙げよ。」などの、

授業で習った内容を聞かれるので、口頭で答える。

でも、質問パターンが2パターンしかないっぽかったので、

自分の前の前の人の質問と回答を盗み聞きしておいたら、問題ないと思う。



教官から、合格だから帰っていいよと言われたので、

自分の机に戻ると、不合格になった人が集まってきた。



答えを教えてあげました。



特にローカル女子なんか、ほぼほぼ間違えていて、

ほぼ私の回答丸写しで合格を貰っていた。

そんなのでいいのか。。。?



というわけで、本日受けた人、全員RSA合格!!

おめでとうございます!!!



とりあえず当日は仮証明書が発行されるので、

後日役所へ行って、正式にRSA証明書の発行手続きをする必要がある。



最初はどうなることかと思ったけど、無事に取得できた!!!

よかったーーー!!!



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という感じで、当日の雰囲気を少しでも味わって頂けたでしょうか。

ビビりながら受けたけど、正直面白かったです。

良い経験になりました。

次回は、RSA証明書カードの発行手続きについてまとめます。

ぜひそちらもご一読ください。